 |
| 知床キムンカムイ・プロジェクトで標識をつけたメスグマ |
本年5月、知床キムンカムイ・プロジェクトが本格的に始動してから早くも3ヶ月がたとうとしています。プロジェクト開始以来、既に5頭のヒグマの生け捕りに成功しました。その内、2頭のメスグマにGPS(全地球側位システム)標識が装着され、人工衛星がとらえる彼女たちの動きが克明に記録され続けています。今、知床連山のふもとに広がる深い森で活動を続けている彼女たちが、季節の移り変わりの中、一体どのような動きをしていくのか?興味は尽きません。近いうちに読者の皆様にもご紹介できるはずです。
なかなか暖かくならず、どうなることやらと思われた今年の知床もやっと夏らしくなってきました。観光シーズンも本番、今、たくさんの人々が知床に訪れています。皆さんが車で走る道路のすぐそばや、散策を楽しまれる遊歩道脇の森の中でも、ヒグマたちは日々生活しています。私たち知床財団は、人もクマもともに暮らすことができる知床を目指しています。
ヒグマは世間一般に思われているような獰猛な動物では決してありませんが、ティディーベア扱いすることもできません。もし万が一、人とクマの間に危機的な兆候が見られれば、知床の平和を守るために即応しなければなりません。
そのために、私たちはヒグマたちの様子を常にモニターしています。知床に来られるたくさんの皆さんの目を通じた情報も貴重です。知床でヒグマを見かけられたら、知床自然センターにご連絡いただき、アンケート調査に是非ご協力ください。
[ 連絡先] 知床自然センター TEL: 0152-24-2114

|
 |
| 知床の自然環境を調査・研究している知床財団が、「知床キムンカイ・プロジェクト(仮称)」を始動させます。ヒグマをはじめ野生動物の高密度生息地である知床は、世界自然遺産の登録による観光客増加から、人間との接近事故が心配されています。プロジェクトは問題解決へ向け、北海道内の専門家らがチームを結成し、2006年度から3年計画にて実施。GPS(全地球測位システム)にて、ヒグマの行動追跡ほか、体毛を採取してDNAを分析し、親から独立したクマがどのように移動しているかなども調査します。AIR
DOは、ヒグマとヒトが共に生きる道を探る、安心して暮らせる知床を目指して、この活動を応援していきます。
|
|
 |
|